3. 演習:自由にエージェントを作成
ここまでで、テンプレートから作る方法とチャットで要望を伝えて作る方法の2つを体験しました。この演習では、学んだ流れをそのまま使って、自分のアイデアでエージェントを自由に作ってみましょう。
作り方のおさらい
Section titled “作り方のおさらい”| 作り方 | 向いているケース |
|---|---|
| テンプレートから作成 | 定番の構成をベースに、少しずつ調整したいケース |
| チャットで新規作成 | 作りたいものが具体的に決まっているケース |
どちらの場合も、作成後の流れは同じです。エージェント作成 → 環境の設定 → セッションでテスト → チャットで微調整、と進みます。
良い指示の型
Section titled “良い指示の型”チャットで新規作成する場合、次の3点を伝えると意図どおりのエージェントになりやすいです。
- 役割 ・・・ 何をするエージェントか(「〜する学習アシスタント」「〜を調査するリサーチャー」)
- ルール ・・・ 振る舞いや出力形式(「1問ずつ出題する」「出典URLを必ず示す」など箇条書きで)
- 外部接続 ・・・ 使いたいMCPサーバーのURL(必要な場合のみ)
2ページ目で使ったプロンプトが、ちょうどこの型になっています。見返してみてください。
アイデアが浮かばない場合は、次のお題から選んでください。プロンプトはそのままチャット欄に貼り付けて使えます。
お題1:大阪グルメガイド(難易度 ★)
Section titled “お題1:大阪グルメガイド(難易度 ★)”Web検索だけで完結する、いちばん手軽なお題です。
Web検索を使って大阪のグルメ情報を調べる「大阪グルメガイド」エージェントを作ってください。
- エリア(梅田、難波など)と希望(ジャンル、予算、時間帯)を聞き取ってから調査を始めてください。- おすすめの店を3件、それぞれ「おすすめポイント」「予算目安」「参考にしたページのURL」付きで紹介してください。- 情報が古い可能性がある場合は、その旨を注記してください。お題2:最新ニュース要約(難易度 ★)
Section titled “お題2:最新ニュース要約(難易度 ★)”指定したテーマの最新ニュースをWeb検索で調べて要約するエージェントを作ってください。
- テーマを受け取ったら、直近1週間のニュースを5件選んでください。- 各ニュースは「見出し・3行要約・出典URL」の形式で示してください。- 最後に、5件から読み取れる全体的な流れを2〜3文でまとめてください。お題3:AWS版クイズボット(難易度 ★★)
Section titled “お題3:AWS版クイズボット(難易度 ★★)”2ページ目で作ったAZ-900クイズボットの応用です。AWSも認証不要の公式MCPサーバー(AWS Knowledge MCP Server)を公開しているので、これを使ってAWS版を作ってみましょう。
AWS Knowledge MCPサーバーから最新の情報を取得し、AWS認定「Cloud Practitioner」(CLF-C02)の練習問題を作成してください。
https://knowledge-mcp.global.api.aws
- 問題文と選択肢を提示した後、ユーザーが回答するまでは正解を提示しないでください。- ユーザー回答後、正誤を伝え、各選択肢の正誤ポイントを1行ずつで示してください。- 学習の参考になるAWS公式ドキュメントのURLを3つ提示してください。
ユーザーの回答を記憶し、不得意分野を重点的に出題するようにしてください。お題4:自分のアイデアで(難易度 ★★★)
Section titled “お題4:自分のアイデアで(難易度 ★★★)”「良い指示の型」に当てはめて、ゼロから自分のエージェントを作ってみましょう。例えばこんなアイデアはどうでしょうか。
- 献立提案エージェント ・・・ 冷蔵庫の中身を伝えると、Web検索でレシピを調べて1週間の献立を提案する
- 英語面接コーチ ・・・ 英語で質問し、回答に対して文法・表現のフィードバックを返す
- 推し活リサーチャー ・・・ 好きなアーティストやチームの最新情報を調べてまとめる
動作確認のポイント
Section titled “動作確認のポイント”- セッションの「テスト実行」で、意図どおりの応答になるか確認します。
- 動作を変えたいときは、左のチャット欄で指示するとシステムプロンプトが更新されます(1ページ目の後半で体験した方法です)。
- 「設定」タブでYAMLを直接編集することもできます。
- 作成したエージェントやセッションは、コンソールの各メニューからいつでも確認できます。
- エージェント作りには「テンプレートから」と「チャットで新規作成」の2つの入り口があり、どちらもエージェント → 環境 → セッションの流れは同じです。
- 指示は役割・ルール・外部接続の3点セットで伝えると、意図どおりのエージェントになりやすいです。
- 作ったら「テスト実行」で動きを確かめて、チャットで微調整する。この繰り返しでエージェントを育てていきます。
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